※初心者から始める積立NISA
■若年層から始める積立NISA
2018年1月から「積立NISA」が始まります。ほとんどの方達は現行NISAと同じでしょ?と思われているかもしれませんが、全然違います。将来に向けた長期的資産形成が着実にできる制度です
何が違うの?
※<NISAの非課税運用期間が5年>
※<積立NISAの非課税運用期間が20年>
かなり長期の非課税期間が設定されています。20年間もの運用で累積した収益の2割超にあたる所得税などが丸ごと免除されるのですから、実質的なリターンに対して大きな恩恵があることに気付いてください
また積立NISAにおいては現行NISAと大きく違う点がもう一つあります。
それは「投資信託しか買えない」ことです。理由は投信とは運用のプロが分散したポートフォリオを提供し、管理してくれる便利なツールであり、大多数の生活者にとって長期資産形成に最適で合理的な存在だと行政側も判断しています
金融庁は積立NISAにおける投信販売を登録制にして、いくつもの厳しい登録要件を課し、日本に現存する6000本以上の投資信託の中から登録要件を満たしたものは40本だけでした(2017年12月6日時点)条件を満たした新設の投信を加えても、現在、積立NISAで投資できる商品は120本程度で相当絞り込まれています。その背景には金融業界に対し「投資家の事を考えてほしい!」とする深い政策意図が見えます
なぜ20年に増えたの?
運用期間が5年だと損益がマイナスになっているケースもあります、ですが20年継続した場合は全てプラスになっていたという事実を、1985年以降のデータを元に検討されました。つまり運用期間が5年だと、相場の上げ下げの影響によって含み損になることもあり得るけれど、20年も続ければ相場を乗り越える事が出来る。積立NISAに参加した全ての人がプラスになる仕組みを作ったのです
どこで購入できるの?
SBI証券・インデックス型投信:110本・アクティブ型投信:11本
松井証券・インデックス型投信:63本・アクティブ型投信:7本